勢いは止まらない: VRを新しい分野に活用している3社の事例

このところVRのニュースを耳にしない日はありません。 VRはパーソナル・エンターテイメントで巨大であることは確かであり、これに懐疑的な人々でさえ家庭でゲームで見ることができます。

「何に使われるの?」「エンターテイメント、ゲーム以外での使い方は?」本記事では”360度動画”をエキサイティングな新しい領域へ展開している3社に光をあてました。

Carnival https://www.carnival.com/

ナショナルブランドが 360度動画の実験を始めています。すでに動画を重用しているバケーション会社ではこの動きは鮮明です。

Carnivalでソーシャルメディア&ブランドコンテンツ・ディレクタをしている Stephanie Leavitt-Espositoは次の様に語っています。
「ほとんどの人は年1回しかバケーションに行きません。そのため誰しもバケーション確実に思い出に残るものにしたいと考えています。Carnivalでは360度動画は旅行先を選択する際に利用してもらっています。360度動画でその場にいった感覚をお客様に経験してもらい、実際のバケーションを確実なものしてもらう手段につかっています。140字でクルーズ旅行を販売することは難しいですが、SNSで360度動画を提供した時、それが我々が求めていたものだと知りました。」

Carnivalの動画制作チームは、広告会社Arnold Worldwide and Helios Productionsと協力して、Carnival Breeze shipのクルーズ中に360度動画を撮影しました。制作はこじんまりと進められ、お金を払って参加している一般のお客様に迷惑をかけない様に進められました。このプロジェクトのゴールは、このクルーズを経験したことのない人たちにCarnivalでクルーズを体験してもらう事でした。

Leavitt-Espositoは言いました。「クルーズを経験したことのない人達に、ビデオでちょっとした乗船体験をしてもらうだけでなく、様々な場所に行き、そこで様々なアクテビティを体験してもらおうと思いました。アトリウム(乗船した際に全ての人が見る最初のもの)、彼らの部屋(なぜなら部屋がどうなっているかを知りたいから)、プールエリア、素晴らしい水道とウォータースライド、一日の終わりに飲み物を楽しめるエリア、そして目的地の一つであるシュノーケリングやビーチ。」

Carnivalは空輸の為に自前のヘリコプターチームを持っており、Carnival Breezeはオプションのヘリコプター体験も提供します。

撮影後、Carnivalのチームは2分半の360度動画のインタラクティブなプロモーションビデオを作り、それを体験するために動き回れるスペースを作り(360度動画を見るためのスペース)、そして3分間の従来通りのビデオを作りました。
インタラクティブなビデオは船内マップがあり、いく事ができる場所をハイライトでしめし、テキストでそこでの楽しみを表示しました。

Leavitt-Espositoは言います。Google Lightbox と Facebookを通じてこのVRを配布しました。視聴者は、自分のスマホでバーチャルエリアを見渡すだけです。キャンペーンの最終的な数字はでていませんが、いい結果となっていると思います。この試みは現在すすんでいる差中のためまだ明確な結果はでていません。(ゴールはシンプルでバケーション参加者が増える事です。)ジャッジはそれを見た人たちが決めます。ただ、Leavitt-Espositoはすでに新しいVR動画を作成する予定です。

最初の数日で、沢山の人たちが「これはとてもクールだ!」と言い、友人にタギングし、彼女は次のようにいいます。「ねえ、これを見て!これがこのバケーションですべきことよ」

DeepStream VR http://www.deepstreamvr.com/

VRの活用は遊びのためだけではありません。”慢性の痛みを軽減する手段”として実際に医学的効果があるのです。驚くべきことですが臨床試験でも証明されています。
”DeepStream VR”は、慢性の痛みを軽減することにVRを利用している会社です。

DeepStreamの共同創設者兼CTOのAri Hollanderは、ワシントン大学の大学院生だった1990年代後半に慢性的な痛みを軽減するVRの効果について学び、その後大学のヒューマンインタフェース技術研究所(HITラボ)で働いていました。大学では二人の心理学教授(Dave Patterson と Tom Furness)が、神経科学者Vilayanur Ramachandranと、手足を失った人の幻肢痛を克服するの仕事を手伝っていました。
Ramachandranは患者を彼の顔がその端に向かうように鏡の前に立たせ、彼の腕をあげさせ、反射によって彼が2本の腕をもっている様にみせました。患者の脳は失った腕がまだあると感じ、痛みはなくなったのです。

Dave Patterson と Tom FurnessはVRが同じ効果を持つことができるかどうかを確認することを決めました。Hollanderは患者が仮想世界に参加することができるアプリケーションを作成するのを手伝いました。そしてそれはひどい火傷をおった患者の回復で試されました。その結果をみてHollanderは直ぐにあらたなVRアプリケーションの制作にとりかかりました。
”SnowWorld”は、氷で覆われた川の上にゲームする自分が浮かび、動画の中の雪だるまに雪玉を投げつけるゲームです。12回以上のスタディがSnowWorldで実施され実際の痛みを軽減するのに役に立つかをテストしました。
(次のページにある動画を参照ください。 http://www.deepstreamvr.com/2015/09/29/vr-helps-war-vet-recover/)

この成功でHollander、Howard RoseとHIT研究所の研究者は、この成果を実用化する技術開発を始めました。2014年HollanderとRoseはヘルスケアで更に進化したインタラクティブな世界を提供する為にDeepStream VRを設立しました。
そのアプリケーション”Cool”は、自宅でやることができるため”SnowWorld”より更に使い易いものです。”Cool”はマルチ環境、魅力的なかわうそ、様々なインタラクションの為にたくさんのエレメントを含んでいます。

最新のアプリケーションでは更に成長し、ユーザーの心拍数をモニターするために、センサーをがつています。ユーザがリラックスするとホタルが現れます。ユーザーが彼らの十分な量を集めるとき、ランタンは森に漂い始めます。そしてホタルがランタン一杯になると漂っていなくなります。

「VRの仕事をしての25年間ですが、バーチャルの世界が私の心を読んでいるのを感じたのは初めてです」Hollander は述べています。
「自分自身をリラックスして落ち着かしようとすると、具体的な行動をしなくてもホタルは、あなたに向かって流れ始め、このエキサイティングな方法で応答します。」
VRが痛みを軽減するメカニズムはよく理解されていませんが、VRは疼痛応答を送信するために使用される感覚チャネルをハイジャックし、別な信号で一杯にしてしまっているようです。それは誰にも動作するわけではありませんが、慢性疼痛の60パーセントから90パーセントの患者には効果を示しています。痛みがある人だけに効果があるように見えます。この効果は2〜48時間持続し安心感が残ります。

<DeepStream VRのアニメーションアプリの”Cool”>
”Cool”は、神経科学の原理を利用して利用者の慢性的な痛みを和らげるVRゲームです。市販のVRヘッドセットで動作し、病院及び個人に販売しています。
現在シリーズAの資金調達ラウンドを計画しています。Hollanderは、資金調達がうまういけば、このシステムはオピオイド薬の様なダウンフォール症状のない治療方法として確立できると考えています。

「この効果は驚異的です。臨床研究では、火傷の患者、癌患者、戦場の負傷者に使用され、驚くべき効果を出しています。」

EON Sports VR http://eonsportsvr.com/

Eon Sports VRは、DeepStream VRと同様に、今のバーチャルリアリティの”はやり”よりまえにVRに取り組み、既に数年間の時間をかけています。

Eon Sportsはミズーリ州カンザスシティに拠点を置き、Eon不動産のスポーツ部門で、国内でも最も古いVR企業の一つです。Eon Sports には野球用とサッカー用のアプリケーションがあり、プロ、大学、高校レベルでも選手のトレーニングに使われます。そのプロソリューションは非常に高度です。彼らの”iCubeシステム”は、メージャーリーグのチームにも販売され、プレイヤーが中にはいる10-by-10-by-10-foot 構造の設備も含みます。

Operations and Sales担当副社長のAdam Pummillは次の様にいっています。「可動部分がたくさんあります。「ソフトウェア及びプラットフォームは秘密です。それをベルやホイッスルといった必要なものすべてを駆動します。ソフトウェアは、我々の帽子を掛ける場所です。 ”

Eon SportsはVRは実際トレーニングを超える事はできません。しかし、このイメージツールを使うとプレイヤーは短時間に”キーエリア”を経験する事ができるのです。ユース・高校生向け野球ツールでは、メジャーリーグMVPのJason Giambiがストライクゾーンを教えてくれます。プレイヤーはストライクやボールを選択する事ができ、様々な投球を見ることができ、それぞれのピッチングのタイプを体得する事ができるのです。

Pummillは言っています。「私たちは会社の中にコーチ経験者をそろえれいます。我々が野球でより高いレベルにいることで、VRはますます良いものになっていきます。」

契約上の理由で、Eon SportsはMLBの何チームがこのソリューションを使っているかをいう事はできませんが、半数近くのチームで使われているといっています。Tampa Bay Raysは公式に”iCube”を使っている事を公表しています。外野手のSteven Souza Jr. が次の様に言っているとTampa Bay Timesは伝えています。
「それは素晴らしいものです。実際に対戦する前にピッチャーをいつでも見ることは信じられない事です。これはブルペンに立っているのと同じことです。」
三塁手のEvan Longoriaの発言は少し消極的です。対戦したことのないピッチャーを知るときだけに使っています。

Eon Sportsは幾つかのNFL、Pac12、Big Ten 及び ACCのチームでも使われています。
Eon SportsはフロリダのTampa Bay地区では非常にポピュラーな会社の様です。なぜならばTampa Bayに保養で訪れている人は異口同音にこのプレスについて話すからです。彼らはEonの”SideKiq football simulator”を使っています。

Eon Sports solutionsの利用者は普通のスマートフォンに繋がったヘッドセットを利用します。電話を利用している人の95%はスマートフォンを使っています。”iCube”は専門家がインストールをしガイダンスを受ける必要がありますが、その後の操作は非常に簡単です。

多くの人たちがゲームにVRを使う様になると、Eon Sports solutionsのトレーニングを受けた人たちは実際のゲームよりVRでプレイするでしょう。高い競争環境はそれを実現させます。

http://www.streamingmedia.com/Articles/Editorial/Featured-Articles/Virtually-Unlimited-Three-Companies-Push-VR-Into-New-Areas-112422.aspx