リオ オリンピック/米国TV中継は2004年以降のオリンピックの中で最低の視聴率、一方でストリーミングの視聴率は過去最高!【Los Angels Times】

リオ オリンピック/米国TV中継は2004年以降のオリンピックの中で最低の視聴率、一方でストリーミングの視聴率は過去最高!

Loa Angels Time記事より

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NBCにとって、オリンピックの全競技の動画ストリーミング配信は、有難迷惑なものとなりました。
オリンピック開催期間中の17日間のプライムタイムのテレビの視聴者は2,54o万人と2004年のアトランタオリンピック(視聴者数2,490百万人)以降の最低を記録しました。ニールセンのデータによると3,110百万人を記録した2012年のロンドン五輪より18%減少しています。

一方、NBCのライブストリーミング配信は27億分となっており、それまでの全てのオリンピックの倍となっており、VOD(録画&ハイライト)を加えると合計では33億分となりました。NBCによるとデジタルメディアの視聴者数は1億人で2012年に比べて29%増加しているとの事です。

NBCの幹部がリオから帰ってきた時の最初の仕事は、ストリーミングが伝統的なTV視聴者をどれだけとりこんだかを分析する事になるでしょう。
視聴者は、全試合をNBCのストリーミング配信でプライムタイムに見ることができ、NBC Universalケーブルネットワークでも見ることができました。NBC Sports グループのMark Lazarusチェアマンこの状況について次の様に述べています。
「我々は視聴者の動向、新しい視聴者について多くの事を学びました。我々のプラットフォームからの全データを分析し、2018年の平昌、2020年の東京のプランを作ります。」
NBCは2032年までのオリンピックの全てのTVとデジタル視聴プラットフォームの権利を持っているのです。

NBCの幹部は、時差がライブ配信に有利にはたらき、リオ大会ではロンドンより視聴率はあがると予想していました。しかし、デジタルデバイスでオリンピック見る層、特に18~34才の層では、予想を上回る早いペースでデジタルデバイスでの視聴が広がり、TV視聴にせまる勢いで増加しました。ソーシャルメディアの利用層ではより鮮明で、多くがVODで視聴されました。

それにも関わらず、LazarusはNBCにとってオリンピックは成功であったと宣言しました。オリンピックにより、視聴率は他の放送事業者を上回り、インターネット上の他のプログラムの利用を押し上げたと。しかし、プライムタイムの家庭での平均視聴率は、NBCの広告主へのギャランティより低いものでした。
Lazarusは次の様に言っています。「初期の約束は果たされました。スポンサーはインターネットサービスでその不足分を得る事ができ、販売枠以外のコマーシャル時間をえる事ができました。」

ソルトレイクシティのTV視聴では、リオ大会はここ9回のオリンピックの中で最もポピュラーで平均視聴率は20.4%でした。(ニールセンのデータによる)これは家庭でのTV視聴率と同じ数字でした。ロスアンジェルスでは、リオオリンピックの平均視聴率は15.8%でニールセンの64TVマーケットの中で23番目でした。ニューヨークでは15.3%で28番目、シカゴでは21番目で、大会平均で15.8番目でした。

2016/08/22
Los Angels Times

http://www.latimes.com/entertainment/envelope/cotown/la-et-ct-olympics-nbc-final-20160822-snap-story.html