2017年米国の放送事業は、SNSと連携がキーワード

OTTを利用する上でRecommendationは重要な機能ですが、2017年米国の放送事業者にはSNSとの連携がキーワードになるかもしれません。

米国ではTVライブ中継をSNSにクリップしたり、そこでチャットしたりするのが普通になってきている様です。

<SVG Digital Summitのパネルより>

>>Tubular Labsの顧客担当副社長のDavid Dowd
「ライブ中継の視聴者は ”動画をクリップする” と ”ソーシャルプラットフォームで議論をする” の二つの事をしています。しかし放送業者は”放送の視聴率や視聴動向に関するデータ”を利用していますが、”ソーシャルプラットフォームでのデータ”は得ていません。そのため、どの瞬間がよかったのか、どのカメラアングルが最も関心を集めたかを知る事ができません。」

>>NeuLionファウンダーで上級副社長のChris Wagner 談
「ビデオ・クリップが今日のスポーツ観戦をけん引しており、すべての動画の54%は携帯から始まっているといいます。」

 

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Exps-mediaect Broadcasters to Demand Access to Platform Data in 2017

Social platforms Facebook and Instagram are turning out huge views for sports broadcasters, but the broadcasters aren’t getting much info in return. Look for that to change.

By  / Streaming Media
Posted on December 12, 2016

 

http://www.streamingmedia.com/Articles/Editorial/Featured-Articles/Expect-Broadcasters-to-Demand-Access-to-Platform-Data-in-2017-115321.aspx

メディア企業は有効な視聴データを取得することが難しくなってきています。一方、今ホットな動画プラットフォーム(Facebook LiveとInstagram)のデータは共用されていません。
我々は近い将来、これが変わることを期待しています。

 

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ニューヨークで開催されたSVG Digital Summitでのオンラインスポーツに関するパネルでTubular Labsの顧客担当副社長のDavid Dowdは次の様に述べています。

「ライブ中継の視聴者は ”動画をクリップする” と ”ソーシャルプラットフォームで議論をする” の二つの事をしています。しかし放送業者は放送の視聴率や視聴動向に関するデータを利用していますが、ソーシャルプラットフォームでのデータは得ていません。そのため、どの瞬間がよかったのか、どのカメラアングルが最も関心を集めたかを知る事ができません。」

Dowdは放送業者がTVの視聴データだけを分析することから変わるべきと考えています。
業界ではストリーミングがスポーツ・テレビ中継の視聴率を下げていると信じられていますが、一方でストリーミングを使いこなす若手層が増えてきているとDowdは言います。

彼は以前、NBAが若い視聴者層を惹きつけることが難しくなっていることに着目し、試合のハイライトシーンをInstagramにクリップする戦略をとりました。それは大成功でした。
Dowdは次の様に言います。「Youtubeは役にはたちませんでした。我々にビックチームはいませんでしたがInstagramの熱心なファンがいました。」彼は更に加えます。「放送業者は、視聴品質と視聴率を中心に考えます。しかし、これからは放送だけでなくオンラインストリーミングの視聴者へのサービス提供も考えなければなりません。」

DowdはFox Sportsに「今の視聴者はとても多様である」と指摘しましたがFox Sportsはそのことに注意をはらっていません。放送事業者は、現在の視聴者が如何に多様であるかを認識し、TV契約からストリーミングに契約を切替える視聴者が増えているソーシャルチャネルにますます投稿、ハイライトを増すべきです。
「彼らは視聴と、それに関わるデータにのみフォーカスするあまり、何が起きているかを見落としています」とDowdは言います。彼はオンライン視聴が、放送変わるものにまだなっていない事を認めた上で、放送事業者はオンライン視聴を無視せず前に進まねければならないとも言っています。

一方、Facebook Videoは、かれらのソーシャル・ネットワークをベースに立上り、大きなライセンス取引はありませんでした。「Facebookは現時点ではコンテンツに対して莫大な投資はしていません」とDowdは言います。ESPNが奮闘しながらも下降線をたどっている様な道を歩みたくないからです。

 

NeuLionファウンダーで上級副社長のChris Wagnerの公表データによると、ビデオ・クリップが今日のスポーツ観戦をけん引しており、すべての動画の54%は携帯から始まっているといいます。

Connected TVの1セッションの平均視聴時間が107分ですが、電話とタブレットの1セッションの平均視聴時間は28.5分です。OTTサービスが成長している中「視聴データは、マーケッターにとって極めて重要な情報になっています。」とWagnerは加えています。

NeuLionの大手顧客は、OTT月額サービスの動向に注目しています。

インタラクティブ性を提案する事は、加入者を増やすという事だけではなく、新たな視聴方法を生み出すというとても大きな意味を持っています。
パーソナライズの視聴経験をファンに与えることは、彼らの興味が長く続くことであり、放送業界の利益を増やしていくことになります。Facebookがターゲットにした視聴者層に広告を出すことに合わせて、OTT関連会社も広告を配信することは、とても効率が良く、配信全体のコストを減らすことにもなります。
Facebookはもはやプレミアムビデオ配信にとっての素晴らしいプラットフォームになっているのです。